両替はどこですれば？
中国での本科留学では、学費や寮費は人民元で支払いますし、食事をしたり買い物をしたり、普段の生活で使うのも人民元です。では、日本円をどうやって人民元に両替すればよいのでしょうか？
日本で人民元に両替して持ち込むのは上手な方法ではありません。まず、両替レートが悪くて不利です。損をします。
また、お札の量が非常に多くなります。中国の最高額の紙幣は100元札です。1万円を人民元に両替すると600〜700元。1万円札1枚が、100元札6〜7枚に変わります。50万円を両替すると、100元札で300〜350枚。ちょっと分厚くなりすぎですよね。
両替はやはり中国国内でしたほうが、両替レートが良いのでお得です。また、銀行口座を作ればその場で両替した人民元を入金できますので、たくさんの紙幣を持ち歩かずに済みます。
中国に到着した空港でも両替はできます。ですが、空港の両替所はレートが良くありません。ここで両替するのは得策ではありません。
とは言うものの、日本を出て中国の空港に着くのはほとんどが午後。大学に到着する頃には銀行は閉まっています。人民元がまったくないと、その日の晩ご飯も食べることができません。ですので、空港での両替は最低限にしておきましょう。
両替の方法はいたって簡単です。パスポートと日本円を持って銀行に行き、電子辞書で「両替」を中国語に変換して銀行の人に見せればそれでＯＫ。用紙を出してきて、ここに名前を書けとか、身振り手振りで教えてくれます。
大学近辺の銀行には毎年同じ時期に片言チャイニーズの留学生がやってきます。銀行の人も慣れてますから、言葉が通じなくても心配は不要です。
