本科留学の入学試験
中国の本科に留学するということは、大学に入学するということです。ですのでもちろん入学試験があります。どんな入学試験なんでしょうか?
まず、経済や薬学といった専門科目を学ぶ本科の場合、文系、理系ともに中国語、英語、数学の試験があります。中国語についてはペーパーテストに加えて面接で中国語力をチェックする大学もあります。
文理共通の試験科目以外に、文系では「文科総合」という入学試験があります。内容は大学によって異なりますが、中国概況や世界史などが含まれます。
理系にも同様に「理科総合」という入学試験があります。内容には物理、化学、生物が含まれます。
入学条件に一定レベルの中国語が求められることも含め、専門課程の本科への入学は決して簡単ではありません。
漢語本科の入学試験
4年間かけて中国語を勉強する漢語本科の入学試験には、中国語、英語、数学、中国概況があります。しかし大学によっては試験がなく面接だけのところもあります。
また、専門課程、漢語本科ともに高校3年間の成績証明を提出する必要があるのですが、漢語本科については成績だけで審査して、入学試験がない大学もあります。
なお、入学試験は各大学で行われるのが一般的です。ごく一部の大学については日本でも入学試験が行われます。